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レーシック・ICL

レーシックとICLどっちを選べばいいの?それぞれの手術内容や効果を徹底比較!

白内障 防ぐには

レーシックとICLどっちを選べばいいのか迷っている方はいませんか? 本記事ではレーシックとICLについて以下の点を中心にご紹介します。

  • レーシックについて
  • ICLについて
  • レーシックとICLどっちを選べばいいの?

レーシックとICLについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

レーシックについて

レーシックについて

レーシックの手術内容を教えてください。
レーシック手術は一般的に10分程度で終わり、入院は必要ありません。手術後、患者はすぐに帰宅できます。 手術の流れは以下の通りです。 レーシック手術は、麻酔をした後、角膜の表面にフラップ(「フタ」)を作成します。 フラップをめくり、その下の角膜実質にレーザーを照射して角膜を削ります。 この手術により、近視や遠視の原因となる角膜の屈折異常を正常化します。 その後、フラップを元に戻し、目を洗浄して手術は完了します。 角膜の形状を調整することで、光の屈折を改善し、網膜に鮮明な像を結ぶ能力を向上させます。また、レーザーの照射時間はわずか数10秒で、手術は短時間で終了します。
メリットとデメリットを教えてください。
レーシックのメリットとデメリットを以下で解説していきます。 メリット 裸眼で生活ができる:レーシック手術後、メガネやコンタクトレンズが不要になり、普段の生活が快適になります。 視力回復が早い:手術直後から視力が改善されることが多く、通常は短期間で完全な視力回復が期待されます。 リーズナブル:ICL手術より費用が低く、コスト面でのメリットがあります。 短時間の手術で術中の痛みもほとんどない:手術時間は数十分程度で、局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。 デメリット 角膜を削るため、元に戻せない:角膜を削ることにより視力を矯正するため、手術後は角膜が元に戻ることはありません。 術後の視力低下の可能性:手術後に一部の患者で視力が戻らなかったり、再び近視になったりする場合があります。 ハロー・グレア現象の自覚:一部の患者が手術後に光に対して過敏に反応し、ハロー(光輪)やグレア(まぶしさ)を感じることがあります。 一時的なドライアイの可能性:手術後、一時的に目が乾燥することがありますが、通常は時間とともに改善します。 患者さんはレーシック手術を検討する際に、これらのメリットとデメリットをよく理解し、自身の目の状態やライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
レーシックは安全ですか?
レーシックは、長い歴史と多くの治療を持つ屈折矯正手術であり、安全性が高いと認知されています。日本でも厚生労働省によって適応が認可されています。 レーシック手術では、眼球自動追尾装置が使用され、コンピュータ制御で手術が行われるため、術者の技量による影響が低減されます。 また、レーシックは外眼手術であり、眼球の表面上で行われるため、内眼手術より感染症のリスクが低いといわれています。 しかし、手術を受ける前には医師との十分な相談と適切な検査が必要です。

ICLについて

ICLについて

ICLの手術内容を教えてください。
ICL手術は、点眼麻酔を用いて行われる目の手術で、片眼の手術は約7分で終了します。 手術の流れは以下の通りです。 散瞳剤を点眼して瞳孔を開き、さらに点眼麻酔を行います。 黒目と白目の境目に数ミリの創口を作成します。 創口から小さく折りたたんだICLを挿入し、虹彩(虹彩は虹彩と水晶体の間の部分)と水晶体の間にレンズを固定します。 切開創は糸で縫合することなく、眼内圧により自己閉鎖します。 ICLは特別な手入れをしたり取り出したりする必要がなく、眼内で半永久的に安定するため、手術後は通常の生活を送れます。ICL手術は近視や乱視、遠視などの屈折矯正に効果が期待でき、メガネやコンタクトレンズの使用を軽減します。ただし、手術の適応やリスクについては十分な検査と医師の診断が必要です。
メリットとデメリットを教えてください。
ICLのメリットとデメリットについて以下で説明します。 メリット 裸眼で生活ができる:ICL手術により、メガネやコンタクトレンズなしで自然な視力を得られます。 角膜を削らないため、近視の戻りが少ない:ICLは角膜の上にレンズを挿入する手術であるため、角膜を削るレーザー手術と比べて近視の再発率が低いとされています。 適応範囲が広い:強度近視や角膜が薄い方でもICL手術が可能です。 見え方の質が高い:ICLは眼球内にレンズを挿入するため、視界の歪みや乾燥が少なく、自然な見え方を実現します。 安全性が高い:適切な施術とアフターケアが行われる限り、安全性が高いとされています。 万一の場合は摘出が可能:ICLを挿入した後でも、必要ならレンズの摘出が可能です。 デメリット 手術を受けられるまで時間を要する場合がある:ICL手術は慎重な検査や手術計画が必要なため、手術までに数週間から数ヶ月かかる場合があります。 費用が高額になる:ICL手術は高度な技術や特殊なレンズを使用するため、他の視力矯正手術より費用が高いことがあります。 ICLは近視矯正手術の一つであり、視力の矯正を希望する患者さんにとってひとつの選択肢となっていますが、手術を検討する際にはメリットとデメリットをよく理解して、専門家のアドバイスを仰ぐことが重要です。
ICLは安全ですか?
ICLは、一般的に安全な手術ですが、手術にはリスクが存在します。以前はICLには緑内障や白内障のリスクがありましたが、最近ではホールICLという技術が使われており、レンズに小さな穴が開いています。これにより房水の循環が改善され、これらのリスクが大幅に軽減されています。 ICL手術は眼球内で行われるため、合併症の一つとして術後眼内炎があります。しかし、これは非常に低い確率(0.02%)で発生するリスクです。手術室では感染対策を徹底し、クリーンな環境下で手術が行われます。術後は定期検診を受け、目の状態を確認することが重要です。また、日常生活においても目の安定まで制限を守る必要があります。

レーシックとICLの違いを比較

レーシックとICLの違いを比較

術後の見え方
レーシックとICLは、術後の見え方において異なる特徴を持っています。レーシックは術後のダウンタイムが短く、多くの方が手術翌日までに良好な視力を得られます。しかし、角膜にフラップを作成するため、ドライアイやコントラス感度の低下を一時的に感じることがあります。 一方、ICLは角膜を削る必要がないため、手術当日から視力の向上が期待できます。また、角膜の知覚神経が遮断されないため、ドライアイのリスクは低いとされています。ただし、ハローやグレアといった光の干渉による症状が発生する可能性がありますが、時間の経過とともに軽減します。 両手術とも、手術当日はぼんやりとした状態があるものの、翌日から鮮明に見えるようになります。どちらの手術を選ぶかは、患者さんの状態や要望によって異なるため、医師との相談が重要です。
視力の安定性
ICLは目にコンタクトレンズを移植する手術で、視力が長期にわたって安定します。レンズは生体適合性が高く、柔らかい素材でできているため、割れる心配はありません。 レーシックでは術後に視力が安定することが多いですが、近視が強い場合には裸眼視力が低下する可能性があります。また、角膜削りの影響で医原性角膜拡張症が起こることもあります。そのような場合にはICL手術が選択肢となることもあります。 ICLは再手術でレンズの位置修正ができる利点がありますが、トーリックレンズでは衝撃によるレンズの回旋や乱視軸のズレに注意が必要です。両手術にはメリットとリスクがあり、個々の状態に合わせた選択が重要です。
適応範囲
ICLとレーシックの適応範囲には違いがあります。ICLは広い範囲に対応しており、-3.00Dから-18.00Dまでの近視矯正が可能です。さらに、角膜が薄い方でも受けられます。一方、レーシックは-6.00D以上の度数では慎重な実施が必要となります。レーシックは角膜を削るため、十分な角膜厚が必要となるため、角膜の厚さによっては受けられない場合があります。
術後のリスク
ICLとレーシックの術後のリスクには、それぞれ異なる特徴があります。ICLでは感染症やまれに白内障のリスクが考えられます。ICLの手術によって水晶体にダメージが及ぶ場合があり、白内障を引き起こす可能性があります。重度の場合は白内障手術が必要になることもあります。 一方、レーシックではドライアイやハロ・グレア現象、近視の戻りなどが後遺症として残る可能性があります。まれに角膜不正乱視のケラトエクタジアを発症することもあります。 どちらの手術も適切な事前検査と医師とのカウンセリングにより、リスクを回避できる場合も多いとされています。患者さんがリスクとメリットをよく理解し、医師のアドバイスを受けることが重要です。

レーシックとICLどっちを選べばいいの?

レーシックとICLどっちを選べばいいの?

レーシックを選んだ方がいい人
レーシックを選んだ方がいい人は以下の通りです。 費用を抑えて視力回復したい方:レーシックの手術費用は10万円代から受けられ、術後のランニングコストも眼鏡やコンタクトが不要になるため低く抑えられます。 早めに仕事に復帰したい方:レーシックは手術翌日にはほとんどの場合視力が回復し、裸眼で過ごせます。しかし、ICLも手術翌日の検診後には仕事に復帰できる場合が多いため、違いはほとんどありません。 医師のアドバイスやカウンセリングを受け、自分に適切な選択をすることが重要です。視力回復を実現するためにも、信頼性の高い医療機関を選ぶことが大切です。
ICLを選んだ方がいい人
ICLを選んだ方がいい人は以下の通りです。 レーシックが適用できない乱視や強度近視の方:ICLは適応範囲が広く、レーシックでは対応できないケースにおいては、ICLの治療法が多く提案されます。 高品質な見え方を求めている方:レーシックでは角膜の削り具合によって微細な収差が生じることがありますが、ICLではそのような問題がなく、クリアで鮮やかな視界が得られます。特に視力に安定性を求める職業や、よく目を使う方にとって、ICLは優れた選択肢となります。 ICLはレーシックの適用範囲を超えるケースや高品質な視力を求める方にとっておすすめな選択肢と言えます。

編集部まとめ

編集部まとめ

最終的に、レーシックとICLの選択は個々の状況によります。レーシックは角膜を削るレーザー手術で手軽ですが、ICLはより高品質な視力を提供します。目の状態や要望をよく理解し、医師との十分な相談を重ねて選ぶことが大切です。 ここまでレーシックとICLどっちを選べばいいのかについてお伝えしてきました。レーシックとICLの要点をまとめると以下の通りです。

  • レーシック手術は一般的に10分程度で終わり、入院は必要がないため視力回復が早いのが特徴
  • ICL手術は点眼麻酔を用いて行われる目の手術で、片眼の手術は約7分で終了し見え方の質が高いのが特徴
  • レーシックを選んだ方がいい人は「費用を抑えて視力回復したい方」「早めに仕事に復帰したい方」で、ICLを選んだ方がいい人は、「レーシックが適用できない乱視や強度近視の方」「高品質な見え方を求めている方」

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

東京大学医学部卒業(1995年 MD)/ 東京大学大学院修了(医学博士 2001年 PhD) / 東京大学医学部眼科学教室講師(2012-2015年) / デューク・シンガポール国立大学医学部准教授(2016年-2020年)/ 旭川医科大学眼科学教室教授(2018年-2020年) / 横浜市立大学 視覚再生外科学 客員教授(2020年-現在) / 専門は黄斑疾患。シンガポールをはじめとした国際的な活動に加え、都内のお花茶 屋眼科での勤務やDeepEyeVision株式会社の取締役を務めるなど、マルチに活躍し ています。また、基礎医学の学術的バックグラウンドを持ち、医療経済研究、創薬、国際共同臨床研究などを行っています。

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