大阪府で硝子体手術を検討されている方はいませんか? 本記事では、大阪府で硝子体手術に対応しているおすすめの眼科医院をご紹介します。大阪府に在住されていて、眼科医院選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
大阪府の硝子体手術のおすすめ医院のポイント
硝子体手術とは眼の硝子体と呼ばれる組織を取り除き、網膜硝子体の疾患を治療する手術です。硝子体は水晶体と網膜の間にあり、水とコラーゲン繊維でできた眼球の大半を占めている透明な組織です。この硝子体が網膜を引っ張ったり濁ったりすることで、網膜剥離や硝子体混濁といった疾患が生じます。硝子体手術では、白目の部分から細い器具を眼の中に挿入し、硝子体の切除や網膜の治療を施します。ここでは、硝子体手術を受ける医院選びにおいて、どのようなポイントに気をつけるべきかについて説明します。
先進的な設備を導入している
硝子体手術でおすすめできる眼科医院は、治療に必要な設備も先進的なものを完備しています。とても小さな切開に対応するための硝子体手術システムや高性能な硝子体カッターなど、安全な治療を行うための設備を揃えていることが多いです。
硝子体手術の経験が豊富
硝子体手術を受ける際は、硝子体手術の経験が豊富な眼科医院を選ぶようにしましょう。手術の症例数が多い医院には、それだけ治療に関するノウハウが蓄積されており、またその研鑽により、高度な技術を持った眼科医による手術を受けることができます。各眼科医院のサイトには累計や年間での症例数が記載されているため、それらを医院選びの参考にすると良いでしょう。
白内障との同時手術を行っている
硝子体手術を行うと白内障の進行が認められるため、硝子体手術の名医は大半の症例において、硝子体手術と白内障手術を同時に施します。白内障手術を行うことで、硝子体手術が確実かつ安全に行えるというメリットもあります。ほとんどの場合、手術当日に人工レンズを挿入しますが、症例によっては後日に挿入する場合もあります。
大阪府の硝子体手術でおすすめの名医
櫻井 寿也 多根記念眼科病院@大阪市西区
プロフィール
櫻井寿也先生は、奈良県立医科大学を卒業され、同大学院を修了して、歯学博士号を取得された日本眼科学会専門医です。同大学眼科学教室などで研鑽を積まれ、同大学の臨床教授も務められています。豊富な臨床経験に加えて、先進的な設備や治療法を導入することで、より高度で安全な医療を提供できるように努められているそうです。患者さん一人ひとりを大切にする医療を心がけて、日々の診療にあたられているといいます。
櫻井先生はこんなドクター
櫻井先生が院長を務める多根記念眼科病院では、先進的な小切開硝子体手術を行われているそうです。従来の硝子体手術は20ゲージ(約0.9mm)の太さの器具を用いており、器具を差し込む入口が大きくなるため縫合する必要がありました。これに対して小切開硝子体手術では、25ゲージ(約0.5mm)という細い器具を用いるため、粘膜を切る必要がなく無縫合で手術を終えることができるといいます。そのため術後の回復が早く、目の炎症や違和感を軽減することができ、疾患や症状によっては日帰りで手術を行うことが可能だそうです。
櫻井先生は、先進的な医療機器の導入にも注力されています。また、設備だけでなくスタッフの技術と知識の向上にも力を入れられており、個々のスタッフの力や特徴を把握し、才能を十分に発揮できるように環境を整えることを徹底されているといいます。医師や看護師、コメディカルの専門スタッフがチーム一丸となって、レベルの高い医療を推進していくことを目指しているそうです。
主な資格・所属・学会
- 医学博士
- 日本眼科学会 眼科専門医
櫻井先生の所属クリニック
多根記念眼科病院
多根記念眼科病院の基本情報
診療時間
月〜金 8:30~11:00/13:30~15:30(予約のみ)
土(第1・3・5週)8:30~11:00(紹介状をお持ちの方のみ)
休診日
日・祝日
診療内容
眼科
住所
大阪府大阪市西区境川1-1-39
アクセス
JR環状線・地下鉄鶴見緑地線 大正駅より徒歩8分
電話番号
06-6581-5800
多根記念眼科病院のお問い合わせ
西田 幸二 大阪大学眼科学教室@吹田市
プロフィール
西田幸二先生は、大阪大学医学部を卒業され、大阪厚生年金病院や京都府立医科大学などで研鑽を積まれた日本眼科学会眼科専門医です。大阪大学医学部眼科学教室の主任教授を務められ、日本眼科学会の常任理事や日本角膜移植学会、日本コンタクトレンズ学会などに所属されています。眼疾患に罹患している患者さんの視力回復のため、高い水準の医療の提供とそれを支える医学研究、人材の育成に力を注がれているそうです。
西田先生はこんなドクター
西田先生が主任教授を務められている大阪大学眼科学教室では、黄斑上膜と黄斑円孔に対しては視力および症状の早期回復を目的に、患者さんへの負担の軽減を意識して手術を行われているそうです。どちらも、25~27ゲージという非常に細い器具を用いて硝子体手術を行い、状況に応じて日帰り手術も行われているといいます。糖尿病網膜症は病状が進行すると手術しても視力回復が図れない場合もあるため、低侵襲手術や各種の薬剤を用いた治療、早期手術などでより良い視力の維持を目標に診療にあたられているそうです。
西田先生は日々の診療において、患者さんに真摯に対応して適切な治療を提供することを重視されています。そのために臨床能力を高めることを大切にされているそうです。一方で、現在の治療方法ではまだ視力を充分に回復させることのできない難治性眼疾患に対して、世界中の患者さんの治療に貢献するために先端医療を開発していくことも必要と考えられており、臨床医学と先端医療の相乗的な発展に努められているといいます。
主な資格・所属・学会
- 大阪大学医学部眼科学教室 主任教授
- 日本眼科学会 眼科専門医・常務理事
- 日本角膜移植学会 理事長
- 日本コンタクトレンズ学会
西田先生の所属クリニック
大阪大学眼科学教室
大阪大学眼科学教室の基本情報
診療時間
月〜金 8:30~11:00(初診は紹介状が必要)
休診日
土・日・祝日
診療内容
眼科
住所
大阪府吹田市山田丘2-2
アクセス
大阪モノレール 阪大病院前駅より徒歩4分
電話番号
06-6879-5111
大阪大学眼科学教室のお問い合わせ
日下 俊次 近畿大学眼科学教室@大阪狭山市
プロフィール
日下俊次先生は、大阪大学医学部を卒業され、愛媛大学眼科やアメリカのミシガン大学眼科などで研鑽を積まれた日本眼科学会眼科専門医です。近畿大学医学部眼科学教室の主任教授を務められています。網膜剥離や糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑上膜、黄斑円孔などに対する硝子体手術を得意とされているそうです。日本眼科学会の評議員や日本網膜硝子体学会の理事、日本小児眼科学会の副理事長などを担当されています。
日下先生はこんなドクター
日下先生は硝子体手術の豊富な経験をお持ちです。黄斑上膜の治療では、自覚症状が軽度の場合には経過観察を行われており、病態が進行して変視症が強くなったり視力が低下したりという症状が顕著になった場合には硝子体手術を施されているそうです。眼球内の硝子体を取り除いたうえで、網膜表面に存在する膜様組織を小さなピンセットで除去します。高齢者の方の場合は硝子体手術を行うと白内障が進行することも少なくないので、白内障の手術も同時に行うこともあるといいます。また、黄斑に穴が生じてしまい、ものが歪んで見えたり視野の中心が見にくくなる黄斑円孔という病気に対する硝子体手術も行われています。術後に黄斑円孔が閉じると、視力や歪みは数ヶ月かけて徐々に改善していくそうです。
日下先生が所属されている近畿大学眼科学教室では、患者さんの意思を尊重した患者さん本意の治療を行うことを大切にされており、安全性を重視しながら、患者さんの目を守るために日々診察にあたられているそうです。
主な資格・所属・学会
- 近畿大学医学部眼科学教室 主任教授
- 日本眼科学会 眼科専門医
- 日本網膜硝子体学会 理事
- 日本小児眼科学会 副理事長
日下先生の所属クリニック
近畿大学眼科学教室の基本情報
診療時間
月〜金 9:00〜17:00(初診は紹介状が必要)
土 9:00〜12:00(初診は紹介状が必要)
休診日
日・祝日
診療内容
眼科
住所
大阪府大阪狭山市大野東377-2
アクセス
バス停 近畿大学病院前より徒歩1分
電話番号
072-366-0221(内線2216)
近畿大学眼科学教室のお問い合わせ