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片目だけ白内障と診断された!片目だけでも手術するべき?

白内障 片目だけ

片目だけ白内障と診断されたらどうするべきかご存知でしょうか? 本記事では片目だけ白内障と診断されたらについて以下の点を中心にお伝えしていきます!

  • 片目だけ白内障でも手術するべき?
  • 片目だけの白内障手術について
  • 片目だけの白内障手術をするデメリットについて

片目だけ白内障と診断されたらを理解するためにもご参考頂けましたら幸いです。是非最後までご覧ください。

片目だけ白内障になることについて

片目だけ白内障になることについて

片目だけ白内障でも手術を行うべきですか?
片目の白内障も、全体的な視覚の健康を考える上で、早めの対処と治療が大切です。 片目だけでの白内障発症も、その重要性は軽視できません。実際、人間の視覚は左右の目が協力して形成される「両眼視」というシステムを基盤としています。このため、片目だけの視力が低下すると、立体的な視認や距離の感じ方が影響を受ける可能性があります。それだけでなく、日常生活や運転時の安全性にも影響が及ぶことが考えられます。
白内障手術は、現代の医療技術においては、高い成功率を持ち、短期間での回復が期待できる治療法として知られています。片目の白内障であっても、その影響は生活の質や安全性に直結するため、放置せずに適切な対応を選択することが重要です。
一方で、手術は患者さんの健康状態や白内障の進行度によってリスクも伴います。したがって、手術の必要性やタイミングは、専門の眼科医と十分な相談を持って決定するべきです。片目の問題と軽んじがちな白内障も、早期の適切な介入で、より良い視覚の生活を維持するための手段として考慮すべきです。
目の怪我や打撲で白内障になる場合はありますか?
目への怪我や打撲が原因で白内障が発症する場合があります。このような白内障を「外傷性白内障」と呼びます。
目は非常に繊細な構造を持つ器官で、強い衝撃や鋭利な物による傷はその平衡を乱すことがあります。打撲や怪我によって、目の中の水晶体が損傷された場合、その部分が徐々に濁り、白内障の症状として現れることがあります。
外傷性白内障の発症は、怪我を受けた直後だけでなく、時には数年後にも生じることが知られています。したがって、目への打撲や怪我があった場合、当初は特に問題が見られなくても、定期的な眼科の診察を受け、状態の変化に注意を払うことが大切です。
このような外傷性白内障の治療方法も、一般的な白内障と同様に手術が中心となります。ただし、外傷の影響によって眼内の他の部位にも問題が生じている場合があるため、十分な診断と評価のもとで治療の方針を決定することが重要です。
目への怪我や打撲は、時に予期しない合併症を引き起こす可能性があります。早期の診察と適切な治療が、視力の維持や回復の鍵となります。
両眼視機能とは何ですか?
「両眼視機能」とは、左右の目が連携して物を見るときに発揮される機能のことを指します。この機能は、我々が日常生活で感じる立体視や深度感、空間認識などを実現するための重要な役割を果たしています。
具体的には、左右の目で異なる視野を捉えることで、それぞれの目からの情報を脳が一つに統合し、三次元の空間情報として解釈します。これにより、物の奥行きや位置、大小などを正確に認識することが可能となります。
立体視が成立するためには、両眼が適切に協調して動き、同じ位置に焦点を合わせる必要があります。このような協調動作が乱れると、二重視や奥行きの認識の困難など、両眼視機能の障害を引き起こすことがあります。
両眼視機能は、特に幼少期に形成され、その後も維持されることが重要です。幼児期に片目の視力が大きく低下した場合、両眼視機能が適切に発達しないことがあるので、早期の検査と治療が求められます。
総じて、両眼視機能は私たちが安全かつ効率的に日常生活を送る上で欠かせない能力です。視覚の健康を維持するためにも、この機能の重要性を理解し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めることが大切です。

片目のみの白内障手術

片目のみの白内障手術

片目だけの白内障手術について教えてください。
白内障の手術を片目だけ行った後、長期間を経て反対の目の手術を選択する方も少なくありません。
白内障の手術は高い成功率を持つものの、手術のタイミングや片目・両目の選択には、患者個人のニーズや状況をしっかりと考慮することが必要です。適切なカウンセリングと専門家のアドバイスを基に、患者と医師が共に選択を模索することが求められます。
両目を手術する場合はどんなスケジュールになりますか?
白内障手術を両眼で実施する場合、治療のスケジュールは患者さんの安全と回復を優先に考えられます。以下のような一般的な流れとなることが多いとされています。

初回の診断: まず、白内障の進行具合や患者の健康状態を確認するための詳しい診察が行われます。
最初の手術: 通常、一方の目(例えば、左目)から手術を開始します。この段階での手術は、患者さんの安全を確保するため、また、患者さんが手術後の感覚や変化に適応する時間を持てるようにとの配慮から実施されます。
回復期間: 最初の手術後、しばらくの期間(一般的には1週間前後)は回復と様子見の期間となります。この間に、手術の成果や患者さんの体調を継続的にチェックします。
次の手術: 初回の手術から所定の回復期間が過ぎ、問題がなければ次に右目の手術が実施されます。
最終的な回復期間: 二度目の手術後も同様に、適切な回復期間が設けられ、その間の患者さんの健康状態や手術の成果を確認します。

一連のスケジュールは患者さんの快適さや安全性を確保するためのもので、また、手術後の視力の安定や患者の生活の質を高めることを目指しています。各医療機関や患者さんの状態によって微細な違いはあるかもしれませんが、上記の流れは一般的なものといえるでしょう。

片目だけの白内障の手術の費用相場を教えてください。
白内障手術の費用は、使用する眼内レンズの種類や選択される治療方針、医療施設や地域によって異なります。以下に、片目の白内障手術の費用の概要を述べます。

単焦点レンズ: これは最も基本的な眼内レンズで、国の保険が適用されるのが特徴です。具体的な費用は、個人の医療費の負担割合によりますが、一般的には、1割負担の方は約1万5千円〜、2割負担の方は約3万円〜、3割負担の方は約4万5千円〜となる場合が多いとされています。
多焦点レンズ: これは近くと遠くの両方をクリアに見ることができる高機能レンズです。費用はレンズの種類や医療施設によって異なりますが、選定療養や自由診療という形での治療が考えられます。
高額療養費制度の利用:月々の医療費が一定の額を超えると、超過分が補助される制度です。これにより、一部の患者さんは白内障手術の費用を大幅に軽減できる可能性があります。この制度の詳細や適用条件は、所属する公的医療保険によって異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。
限度額適用認定証の利用:この認定証を事前に取得することで、医療費の上限が決まり、患者さんの医療費の負担が軽減します。

片目だけの白内障手術を考える際も、これらの要因を考慮に入れて、治療方法や費用を選定することが大切です。最終的な判断は、専門の医師との相談を基に行うことをおすすめします。

片目の白内障手術の注意点

片目の白内障手術の注意点

白内障はどれくらいの進行度で手術になりますか?
白内障の手術のタイミングは、白内障の進行度や患者さんの生活上の困難さ、視力の低下状況などに基づきます。以前は、白内障が「熟して」かなり進行した段階で手術を推奨されることが多かったのですが、現代の手術技術や機器の進化により、早期の段階での手術も一般的となっています。
片目だけの白内障が進行している場合や、片目の視力低下が生活に影響を及ぼしている場合、その片目だけを手術することも一般的です。一方で、両眼に白内障がある場合、近い時期に両方の手術を検討することで視覚のバランスを保つことが可能となります。通常、両眼を手術する場合には、片目の手術後に安定した後、約1週間後にもう一方の目を手術することが多いとされています。
最終的な手術のタイミングは、患者さんの日常生活での必要性や、医師の診断に基づいて決定されます。白内障の進行度や状況に応じて、治療プランを専門の医師と相談することが大切です。
片目だけ白内障手術をした場合新しいメガネはいつ頃作ると良いですか?
片目の白内障手術後に新しいメガネを作成するタイミングは、患者さんの生活環境や術後の視力回復状況に応じて変わります。一般的には、手術後の目の安定を待ち、1か月程度は経過した後に新しいメガネを作るのが良いでしょう。
しかしながら、生活の中で急な運転や作業が必要とされる場合は、早めにメガネを作成することも考慮されます。その際は、3日目程度から考えることができます。ただし、長期的な視力の安定を保証するものではありませんので、状況によっては再度の度数調整が必要になることもあり得ます。
結論として、片目の白内障手術後のメガネ作成タイミングは患者さんの日常生活や必要性によって変わることがあります。タイミングについては、専門の医師や眼鏡専門家と相談することをおすすめします。
片目だけ白内障手術をするデメリットはありますか?
片目だけの白内障手術を受ける際の主なデメリットとして、以下の点が挙げられます。

不同視のリスク:片目だけ手術を行うと、手術した目としていない目とで視力に差が生じる可能性が高くなります。これにより、不同視と呼ばれる状態が生じ、日常生活での違和感や難しさを感じることがあります。
メガネ矯正の難しさ:不同視が生じた場合、両眼でのバランスをとるメガネの選択や調整が難しくなることがあります。
手術の繰り返し:片目だけの手術後、もう片方の目も手術を検討する場合、手術やその後のリハビリのプロセスを再度経験する必要が出てきます。
認識のずれ:左右の目で視える像の質や色の認識が異なる場合、適応に時間がかかることも考えられます。

一方、片目だけの手術を選択する理由やメリットもあり、患者さんの生活状況や希望に応じた選択をすることが大切です。手術を受ける前に、十分に医師と相談し、リスクとメリットをしっかり理解してから進めることをおすすめします。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで片目だけ白内障と診断されたらついて紹介してきました。 片目だけ白内障と診断されたらについてまとめると以下の通りです。

  • 片目だけ白内障の手術は、専門の眼科医と十分な相談を持って決定
  • 片目の白内障も、全体的な視覚の健康を考える上で、早めの対処と治療が大切
  • 片目だけの手術後、もう片方の目も手術を検討する場合、手術やその後のリハビリのプロセスを再度経験する必要が出てくる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

東京大学医学部卒業(1995年 MD)/ 東京大学大学院修了(医学博士 2001年 PhD) / 東京大学医学部眼科学教室講師(2012-2015年) / デューク・シンガポール国立大学医学部准教授(2016年-2020年)/ 旭川医科大学眼科学教室教授(2018年-2020年) / 横浜市立大学 視覚再生外科学 客員教授(2020年-現在) / 専門は黄斑疾患。シンガポールをはじめとした国際的な活動に加え、都内のお花茶 屋眼科での勤務やDeepEyeVision株式会社の取締役を務めるなど、マルチに活躍し ています。また、基礎医学の学術的バックグラウンドを持ち、医療経済研究、創薬、国際共同臨床研究などを行っています。

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