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レーシックの失敗って?後悔する理由や手術を受ける医院の選び方などを紹介!

レーシックで失敗するのが怖くてなかなかできない人もいるのではないでしょうか。本記事ではレーシックで失敗することについて以下の点を中心にご紹介します。

  • レーシックを受けて後悔する理由
  • レーシックについて
  • レーシックを受ける医院の選び方

レーシックで失敗しないためにもご参考いただけますと幸いです。ぜひ最後までお読みください。

レーシックとは?

レーシックとは?

レーシックとは眼科治療の1つで、専用のレーザーを使用して角膜を削ることで、近視・遠視・乱視を改善し視力を回復させる手術です。手術時間は短く、麻酔を使用するため痛みを感じません。施術後、翌日から眼鏡やコンタクトが不要で裸眼で過ごせます。安全性が高いと認められており、日本でも厚生労働省から認可を得ています。

レーシックの失敗で後悔する理由

レーシックの失敗で後悔する理由

レーシックを受けて後悔する理由は何でしょうか。以下で紹介します。

後遺症が残った

レーシック手術後の後遺症として、ハロー・グレア現象、ドライアイ、近視戻りが挙げられます。
ハロー・グレア現象は、特に夜間に光をまぶしく感じる現象で、時間とともに改善することが多いですが、気になる場合は医師に相談しましょう。ドライアイは、角膜を削ることによる乾燥症状で一時的なものが多いです。
また、生活習慣によって新たな近視が発生する場合や、わずかな近視の戻りがあることもあります。これらの後遺症は一般的には軽微であり、多くの人が手術後に快適な生活を送っていますが、個人差があるため、不安な場合は専門の医師と相談することが重要です。

合併症を引き起こした

レーシックには合併症のリスクが存在します。
一つはケラトエクタジアと呼ばれる角膜不正乱視で、角膜に突出部などの異常がある場合に発症しやすいとされています。事前の角膜検査や適応判断が重要です。
感染症も合併症の一つで、術中の基本的な感染対策が適切に行われれば避けられることが多いです。また、感染による角膜混濁が視力低下を引き起こす可能性もありますが、現代の医療技術により発症は非常に少なく、適切な治療で改善できることがあります。
これらの合併症は術前の検査と感染対策を遵守することで回避できる傾向にあります。しかし、手術の際にはリスクが完全にゼロではないことを理解し、医師との相談や適切な情報収集を行うことが重要です。

手術後のケアが十分な病院を選ばなかった

レーシック手術後のアフターケアが十分でない医療施設を選ぶことは、手術後のリスクを高める可能性があります。
ハロ・グレアや近視の戻りなどの症状が発生した場合、早期対応・再施術が必要なこともありますが、適切なアフターケアをしてくれない施設では治療が遅れる場合や、問題が解決しないことがあります。手術を受けた医院が責任を持ってアフターケアを提供するのが一般的であり、適切なケアを提供してくれる医療施設を選ぶことが重要です。
手術後のケアが不十分な場合、後悔や失敗のリスクが高まることを理解し、信頼できるクリニックを選択することが大切です。

レーシックで失敗しないために知っておきたいこと

レーシックで失敗しないために知っておきたいこと

ここからはレーシックの詳細について解説していきます。

レーシックのメリット

レーシック手術のメリットは多くあります。
手術時間が約15分と非常に短く、日帰りで帰ることが可能です。 手術当日は2時間ほどで済み、午前中に手術を受けて午後から帰宅可能です。また、費用も他の視力回復手術に比べてリーズナブルで、相場費用がおよそ25〜40万円といわれています。痛みもほとんどなく、点眼麻酔を行い、手術中も術後もほとんど痛みを感じません。 術後の回復も速く、早ければ10分程度で視力が回復し、翌日には裸眼で普段通りの生活ができます。

ただし、手術にはリスクも存在しますので、事前に医師と相談し、適切な判断を行うことが大切です。

レーシックのデメリット

レーシックのデメリットとして、ドライアイを引き起こす可能性があります。この手術では、角膜の形状を変更して視力を矯正しますが、角膜の神経を一部切断することにより、目の涙の生成や涙膜の安定性が低下することがあります。その結果、目の乾燥、痒み、不快感などの症状が発生しやすくなります。特に手術後の最初の数ヶ月は、これらの症状が顕著になることがありますが、多くの場合は時間とともに改善されます。しかし、一部の人には長期にわたってドライアイの症状が持続することもあります。
角膜を直接削るため、一度削った角膜は元に戻せないという点も挙げられます。もし思わぬ症状が生じた場合、再手術ができない可能性もあるため、事前に医師とよく相談することが重要です。
また、手術後にハロ・グレア現象が起きる可能性があり、夜間の光が見えづらく、眩しく感じることがありますが、通常は3ヶ月〜半年ほどで症状が改善します。
さらに、稀に視力が低下する可能性もあるものの、確率は非常に低いです。 デメリットもしっかり理解しておくことが大切です。

レーシックの安全性

レーシックの手術は点眼麻酔を行い、眼球に直接注射せず、術中の痛みに配慮をした施術が受けられます。手術後には一部の人が異物感や軽い痛みを感じることがありますが、通常数日で落ち着きます。レーシックは角膜を削ることで視力を改善する手術であり、眼球内部への治療は行われません。使用するレーザーも周辺組織への影響を抑え、視神経を傷つけるリスクにも考慮しています。

レーシックを受ける医院の選び方

レーシックを受ける医院の選び方

では、レーシックを受ける医院はどう選ぶのが良いのでしょうか。選び方を解説します。

検査やアフターケアがしっかりしている医院

レーシックを受ける際は、適応検査と精密検査が非常に重要です。適応検査で手術が適しているか判断し、精密検査で治療方法や矯正量を決定します。また、手術後のアフターケアもクリニックごとに異なりますが、定期検診を手術費用に含めているクリニックもあります。定期検診の充実度も医院選びの重要なポイントです。
クリニックの評判や患者の口コミ、無料説明会への参加などを通じて情報収集しましょう。しっかりと検査とアフターケアが行われる医院を選ぶことで、確実なレーシック手術が受けられます。

手術の実績が豊富な医師が在籍している医院

レーシックを受ける医院は、経験豊富なドクターが在籍していることが重要です。
また、ドクターの経歴やベストドクターズへの選出情報も参考になります。コンタクトレンズの購入先でクリニックの評判を聞いてみるのも期待ができます。全国の眼科専門院を紹介しているサイトも情報収集に役立ちます。
手術実績に加えて、学術論文や著書を多く持つ医院は信頼性の高い目安となります。豊富な経験を持つドクターが在籍し、信頼性の高い医院を選ぶことで、確かなレーシック手術を受けられます。

必要な費用が明確な医院

レーシックやICL手術は自由診療なため、クリニックによって費用が異なります。クリニックによっては複数のレーシック手術があり、金額も複雑です。しかし、費用が明確に記載されているクリニックを選ぶことが大切です。
良心的なクリニックはきちんと金額を表示しています。不明瞭な金額だと後から追加費用が発生し、予算を超える可能性もあります。支払いトラブルを避けるためにも、必要な費用が明確なクリニックを選ぶことが重要です。事前に費用についてしっかりチェックしておきましょう。

悪評が少ない医院

レーシックを受ける医院の選び方で重要なポイントは、実際に手術を受けた人の声を参考にすることです。
ネットやSNSの口コミをチェックし、手術に関する悪評が少ないクリニックを選ぶことが大切です。また、視力の手術以外にもクリニックの雰囲気や医師、スタッフの評判も参考にしましょう。複数のサイトやSNSから情報を集め、慎重に検討することが信頼性の高い医院を見つけるポイントです。

レーシック難民について

レーシック難民について

レーシック難民とは、術前の説明や術後のアフターフォローが十分でない医療機関で手術を受け、結果に満足できず他の施設にも受け入れてもらえなくなる状況を指します。
多くの医療機関でレーシックが提供される中では、慎重な施術選択と情報収集が重要です。メリット・デメリットを理解し、信頼性の高い施術を提供する医療機関を選び、術後のアフターフォローにもしっかり通院することがレーシック難民を避けるための大切な要素です。十分な情報収集と判断で、失敗を避けるために慎重な選択が求められます。

まとめ

まとめ

ここまでレーシックで失敗することについてお伝えしてきました。レーシックで失敗することの要点をまとめると以下の通りです。

  • レーシックを受けて後悔する理由は、後遺症が残ったり、合併症を引き起こしたり、手術後のケアが十分な病院を選ばなかったこと
  • レーシックは、日帰りで帰ることが可能で、費用も他の視力回復手術に比べてリーズナブルで、痛みもほとんどなく、術後の回復も速いメリットがあるが、元に戻せず、ハロ・グレア現象が起きる場合や視力が低下する可能性があるデメリットも抱えている
  • レーシックを受ける医院は、検査やアフターケアがしっかりしていて、手術の実績が豊富な医師が在籍しており、必要な費用が明確で、悪評が少ない医院を選ぶことが大切

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

柳 靖雄医師(横浜市大 視覚再生外科学客員教授 お花茶屋眼科院長)

東京大学医学部卒業(1995年 MD)/ 東京大学大学院修了(医学博士 2001年 PhD) / 東京大学医学部眼科学教室講師(2012-2015年) / デューク・シンガポール国立大学医学部准教授(2016年-2020年)/ 旭川医科大学眼科学教室教授(2018年-2020年) / 横浜市立大学 視覚再生外科学 客員教授(2020年-現在) / 専門は黄斑疾患。シンガポールをはじめとした国際的な活動に加え、都内のお花茶 屋眼科での勤務やDeepEyeVision株式会社の取締役を務めるなど、マルチに活躍し ています。また、基礎医学の学術的バックグラウンドを持ち、医療経済研究、創薬、国際共同臨床研究などを行っています。

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